報告

ここでは、研究会や講演についての報告を掲載いたします。
研究会・講演に参加ご希望の方は、イベント情報ページよりお申し込みください。皆様のご参加をお待ちしております。


市民社会研究フォーラム(東京開催)バックナンバー
NPO研究フォーラム(大阪開催)バックナンバー 


  2014年度
第1回 市民社会研究フォーラム(2014年4月12日、東京)
報告者
・粉川一郎氏(武蔵大学社会学部メディア社会学科教授) テーマ:「ソーシャルメディアにおけるNPO関連情報の流通実態」
・川脇康生氏(国際復興支援プラットフォーム上席復興専門官) テーマ:「生活復興感と被災地における支援・受援関係:被災地意識調査による分析」




第2回 市民社会研究フォーラム(2014年5月10日、東京)New!
報告者
・小林立明氏(日本財団) テーマ:「欧米における社会的投資の発展:社会的成果と投資収益の両立を求めて」
・福本潤也氏(東北大学) テーマ:「震災後の物資支援におけるNPO/NGOの役割:今後にどう生かすか」




第1回 NPO研究フォーラム(2014年4月20日、大阪)
報告者
・岡田彩氏(同志社大学政策学部助教) テーマ:「NPO・NGOによる震災後の情報発信:最新調査の分析から」
・早瀬昇氏(特定非営利活動法人日本NPO センター代表理事)テーマ:「ボラサポ募金のデータ分析からみえる民間支援の現状と課題」




第2回 NPO研究フォーラム(2014年5月18日、大阪)New!
報告者
・森山花鈴氏(産業保健法務研究研修センター) テーマ:「日本の自殺対策における行政とNPOの役割」
・秦辰也氏 (近畿大学総合社会学部)テーマ:「アジアの市民社会とNGO:タイとカンボジアを中心に」





  2013年度
第4回 震災特別フォーラム(2013年3月16日、東洋大学)

・東洋大学白山キャンパスにおいて、日本NPO学会年次大会中に震災特別フォーラムを開催いたしました。
日本NPO学会は、日本NPOセンターとの連携事業「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」(2012〜2017年)の初年度、人・資金・物資・情報にかかる動向調査を実施しました。 今フォーラムで、人の流れ、資金の流れ、物資の流れに焦点を当てた調査報告の場を設けました。

パネル@ 東日本大震災におけるボランティアの動向
モデレーター:岡本仁広(関西学院大学法学部長・教授)
パネリスト:仁平典宏(法政大学社会学部准教授)          
              筒井のり子(龍谷大学社会学部教授)
              坂本治也(関西大学法学部准教授)
内容:人の流れを対象とした研究グループはこれまで、既存調査のサーベイ、事業全体でのネット調査、東北(気仙沼・石巻)現地調査を行ってきました。 また、2013年1月〜3月には、中外日報社と宗教団体への共同調査事業を行い、今回のパネルでこの内容も含めました。 加えて、被災地で活動した人数、ボランティア・コーディネーションをめぐる議論の評価、災害ボランティアセンターの働き等、基本的問いに対して現時点で得られた知見を報告しました。

パネルA 救援・復興に果たす資金の流れ:義援金と支援金
モデレーター:田中敬文(東京学芸大学教育学部准教授)
パネリスト:石田祐(明石工業高等専門学校講師)          
              奥山尚子(大阪大学社会経済研究所特任助教)
              中嶋貴子(大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程)
              馬場英朗(愛知学泉大学現代マネジメント学部准教授)
内容:資金班では義援金・支援金の総額と、それらの流れや使途を把握するよう調査を進めてきました。 国内外の市民や企業から寄付金がどのように、いくら集められ、個人やNPO等の市民団体へどのように配分され支出されたのかの全貌を知ることは容易ではなく、 数多くの業界・仲介・助成団体、基金や募金サイトなどが絡み合い、資金の流れもそれだけ複雑です。 本パネルでは義援金・支援金の全体像を提示するとともに、それを促進する要因について考察することにより、 資金把握の課程で浮かび上がった課題と今後の展望を述べました。

パネルB 緊急救援期の物資支援調査報告
モデレーター:田中弥生(大学評価・学位授与機構准教授)
パネリスト:山岡義典(日本NPOセンター顧問、法政大学名誉教授)      
              福本潤也(東北大学情報科学研究科准教授)
              藤田俊介(東京大学総合文化研究科修士2年)
              田中康輝(東京大学工学系研究科修士1年)
              堀江良彰(認定NPO法人 難民を助ける会)
内容:緊急救援期の物資支援にかかる市民社会の動向を把握し、その特徴および課題を明らかにする本調査について、物資支援の実践者を交えて、調査の経過を報告しました。 物資支援について一定の仕組みを有し、組織的対応をしている被災地内外のNPOやNGO、そして一般市民を調査主体としています。 支援物資の種類と範囲の規定、支援主体の種類と範囲の規定、物資支援全体における民間支援の位置づけを課題として挙げました。



第6回 震災特別フォーラム(2014年3月15-16日、関西大学)New!

・関西大学千里山キャンパスにおいて、日本NPO学会年次大会中に震災特別フォーラムを開催いたしました。
日本NPO 学会は、タケダ・いのちとくらし再生プログラムの一環として、日本NPO センターと連携して震災特 別プロジェクト(2012 〜 2016 年)を実施しております。今大会では、震災特別フォーラムとして4 つのセッショ ンを設け、NPO 広報・マーケティング、生活復興、物資支援、ボランティア活動などの民間支援活動について クローズアップしました。

パネル@ 東日本大震災とNPO 広報・マーケティング
モデレーター:山内直人(大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)
パネリスト:鎌倉幸子(シャンティ国際ボランティア協会広報課長兼東日本大震災図書館事業アドバイサー)          
              山元圭太(NPO 法人かものはしプロジェクト日 本事業統括ディレクター)
              長浜洋二(NPO マーケティング研究所代表)
              岡田彩(同志社大学政策学部助教)
内容:NPO の広報・マーケティングにとって、東日本大震災は「何かしたい」という想いを持つ潜在的支援者層の広がりと、自発的な 行動に対する機運の高まりをもたらし、NPOへの市民の関心を高める契機となった一方で、NPO の広報・マーケティングに新たな課題を突 きつける出来事ともなりました。本パネルでは、NPO 広報・マーケティングの実践家、専門家をパネリストに迎え、東日本大震災直後から現在に至るNPO の対応を検証、総括しました。

パネルA 東日本大震災からの生活復興と民間支援の役割
モデレーター:川脇康生(国際エメックスセンター事務局長/大阪大学大学院国際公共政策研究科客員教授)
パネリスト:奥山尚子(神戸大学大学院経済学研究科准教授)          
              大坂紫(株式会社インテージリサーチ研究員/大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程)
              大久保朝江(社の伝言板ゆるる代表理事)
内容:生活班は、2013年12月に岩手、宮城、福島の被災3 県の沿岸部自治体の住民対象に、「生活復興と民間支援に関するWEB調査」を実施しました。本パネルでは、WEB 調査の結果概要を紹介する とともに、被災地住民の生活復興感と格差の実態、人口流出とその社会背景、民間支援活動における支援と受援のギャップ等の復興課題についてデータをもとに説明しました。また、それをもとに、 民間支援活動の実践家・研究者とともに、今後の持続可能な復興に向けた支援のあり方、行政と民間との適正な役割分担などについて考えました。

  パネルB 東日本大震災におけるNPO/NGO による物資支援
モデレーター:田中弥生(大学評価・学位授与機構准教授)
パネリスト:福本潤也(東北大学大学院情報科学研究科准教授)      
              太田響子(東京大学公共政策大学院特任研究員)
              藤田俊介(東京大学大学院総合文化研究科博士1年)
              宮下侑子(東北大学大学院 情報科学研究科修士2年)
内容:東日本大震災では複数のNPO/NGO が物資支援において活躍しましたが、一般に組織規模が小さく財務基盤が弱いNPO/NGO にとって、物資の調達・輸送・管理・配送の全行程を上手く機能させることは 容易ではないと考えられます。本パネルでは、パネリストがこれまで行ってきた事例分析の結果を報告し、それぞれの組織が活躍できた要因や課題、発災直後の物資支援とその後の復旧・復興期の支援の関 係などについて考察しました。フロアとのディスカッションを通じて、市民社会における災害対応のあり方や今後の大規模災害への備えのあり方についても議論しました。

      パネルC 東日本大震災での民間支援活動の多面的探求:「ボラサポ」助成、災害VC、公益法人等調査の分析から
モデレーター:岡本仁宏(関西学院大学法学部教授)
パネリスト:城千聡(中央共同募金会企画広報部/特定非営利活動法人シャプラニール理事)      
              早瀬昇(特定非営利活動法人日本NPO センター代表理事)
              仁平典宏(法政大学社会学部准教授)
              筒井のり子(龍谷大学社会学部教授/日本ボランティアコーディネーター協会代表理事)
              松田曜子(関西学院大学災害復興研究所研究員・准教授/特定非営利活動法人レスキューストックヤード理事)
内容:震災特別プロジェクトの成果報告として以下の3 報告を行い、それに基づいてフロアとの間での質疑を行いました。 @ 中央共同募金会「災害ボランティア・NPO 活動サポート募金」(ボラサポ)の累計2,476 件の申請情報に昇るデータ分析から見える民間支援の 状況。A 東北各県の災害ボランティアセンターの日本ボランティアコーディネーター協会との共同聞き取り調査からみたボランティアコーディネーショ ンの姿。B 内閣府公益認定等委員会公表公益法人等支援活動調査を利用した公益法人等の活動実態の分析。     



第1回 市民社会研究フォーラム(2013年4月13日、東京)
報告者
・佐藤大吾氏(一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン代表理事) テーマ:「オンライン寄付行動の解明:ジャストギビングの事例を中心に」
・大久保朝江氏(杜の伝言板ゆるる代表理事) テーマ:「被災地NPOが自立できるNPO支援のあり方」




第2回 市民社会研究フォーラム(2013年5月11日、東京)
報告者
・齊藤ゆか氏(聖徳大学人文学部生涯教育文化学科・准教授) テーマ:「社会生活基本調査からみたボランティア活動」
・西出優子氏(東北大学大学院経済学研究科准教授) テーマ:「震災以降の災害ボランティア活動とNPOの動向」




第3回 市民社会研究フォーラム(2013年6月8日、東京)
報告者
・御手洗瑞子氏(気仙沼ニッティング) テーマ:「被災地における起業の試み」
・小野晶子氏(労働政策研究・研修機構)・寅屋敷哲也氏(関西大学) テーマ:「震災復興と雇用創出」




第4回 市民社会研究フォーラム(2013年7月13日、東京)
報告者
・井出留美氏(セカンドハーベスト・ジャパン広報室長・プロジェクトマネジャー)テーマ:「被災地への物資支援とセカンドハーベスト・ジャパンの活動」
・鈴木祐司氏(一般財団法人 地域創造基金みやぎ 常務理事/ チーフ・プログラムオフィサー)テーマ:「震災復興と地域活性化に取り組む「市民コミュニティー財団」の現状と課題」




第5回 市民社会研究フォーラム(2013年10月12日、東京)
報告者
・山内直人氏(大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)テーマ「向社会性の統計的把握と実証:震災前後のデータを読む」
・今田克司氏(CSOネットワーク代表理事/CIVICUS前事務局長代理)テーマ「市民社会の国際的動向〜CIVICUSの視点から」




第6回 市民社会研究フォーラム(2013年11月9日、東京)
報告者
・岩崎裕保氏 (帝塚山学院大学 教授)テーマ「持続可能な開発のための教育(ESD)とNPO〜グッドプラクティスから考えるワークショップ〜」
講演:「ESD、どこからどこへ」

・佐藤 有樹氏 (特活 フリースペースたまりば 職員)ESD事例発表:「「川崎市子ども夢パーク」及び「フリースペースえん」における子ども・若者たちの自己肯定感を育む居場所事業」

・八木 亜紀子氏 (特活 開発教育協会)ワークショップ:「もっと話そう!エネルギーと原発のこと‐参加型で学び合うための16の方法」

≪特別セッション≫
・西澤雅道氏(内閣府政策統括官(防災担当)付普及啓発・連携担当参事官室総括補佐)
・筒井智士氏(内閣府政策統括官(防災担当)付普及啓発・連携担当参事官室主査)
 テーマ「東日本大震災後の支援に対する支援者と受援者の意識:最新の意識調査から」






第7回 市民社会研究フォーラム(2013年12月14日、東京)
報告者
・関谷直也氏(東洋大学メディアコミュニケーション学科准教授)テーマ「東日本大震災と災害情報」
・木村正樹氏(一般社団法人東松島復興協議会代表理事)テーマ「東松島復興に向けたNPOの役割」




第1回 NPO研究フォーラム(2013年4月21日、大阪)  
報告者
・奥山尚子氏(神戸大学大学院経済学研究科准教授) テーマ:「日本人の寄付・ボランティア:震災前後の変化を読む」
・岡本仁宏氏(関西学院大学法学部教授) テーマ:「宗教団体の震災復興活動:最新の実態調査から」




第2回 NPO研究フォーラム(2013年5月19日、大阪)  
報告者
・松永佳甫氏(大阪商業大学教授) テーマ:「市民社会をテーマにした学術論文の書き方」
・佐々木周作氏(大阪大学大学院国際公共政策研究科博士前期課程)テーマ:「日欧のオンライン寄付の現状ー学術面・実務面の双方から」



     
第3回 NPO研究フォーラム(2013年6月16日、大阪)  
報告者
・岡田彩氏(同志社大学政策学部助教) テーマ:「東日本大震災と情報の役割」
・川脇康生氏(国際エメックスセンター事務局長/大阪大学大学院国際公共政策研究科客員教授) テーマ:「東日本大震災後のボランティア・寄付とソーシャル・キャピタル」




第4回 NPO研究フォーラム(2013年7月21日、大阪)
報告者
・橋本奈保氏 (大阪大学大学院国際公共政策研究科博士前期課程)テーマ: 「震災後の人口増減からみた復興の評価」
・中嶋貴子氏 (大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程)テーマ: 「災害寄付の流れの全体像をつかむ:活動支援金を中心に」




第5回 NPO研究フォーラム(2013年10月20日、大阪)
報告者
・井上和彦氏(京のアジェンダ21フォーラム事務局長)
・林 美帆氏 (あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)研究員)
・竹内 よし子氏 (特定非営利活動法人えひめグローバルネットワーク代表理事)
テーマ:「持続可能な開発のための教育(ESD)とNPO:グッドプラクティスから考えるワークショップ」




第6回 NPO研究フォーラム(2013年11月17日、大阪)
報告者
・五百竹宏明氏(県立広島大学)「寄付者に役立つ情報開示とは:アンケート調査による実証」
・西澤雅道氏(内閣府政策統括官(防災担当)付普及啓発・連携担当参事官室総括補佐)
・筒井智士氏 (内閣府政策統括官(防災担当)付普及啓発・連携担当参事官室主査)
 テーマ: 「東日本大震災後の支援に対する支援者と受援者の意識」



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