
書籍をご紹介します。
著書名:NPO法人会計力検定実践編(上)(下)
著者:一般社団法人NPO会計力検定協会
概要:
本書は、NPO法人会計担当者の実務に必要な各種知識やスキルを向上させるための有用なテキストである。本文でも指摘があるように、従来、こうした知識やスキルは横断的な基準や尺度を持たずに行われることも多く、その能力を同一の基準に基づき評価することが難しいという課題があった。そうした背景から生まれたのが本書であり、会計実務について、初心者から段階的に学ぶことも、経験者が各種学びなおしをすることも可能な設計になっている。課題に直面している会計担当者にはぜひ手に取っていただきたい本である。
https://www.npokaikei.com/book.htm
ベーシック:主に「日々の具体的な会計仕訳・考え方」、アドバンス:主に「決算処理」、レファレンス:「日常業務に必要なノウハウ」、という3つのコンテンツ。継続的な活動で毎月収益費用が発生する法人で、「会計担当者」としてお金を扱い、会計処理(仕訳)をし、会計ソフトへ入力して、計算書類を作成している人たちに向けて、できるだけ多くの現場事例を詰め込まれている。実践編は、「固定資産の処理がよくわからない」「自信がない」「計算書類の注記について知りたい」「共通する費用の按分ってどうするの?」 「決算ってなにをすればいいの?」 「予算てどのように考えればいいの?」「資金繰りってどうするの?」といったときに活用可能。
文責:小田切康彦(徳島大学)