6月18日にセミナーを開催します!!
日本NPO学会 学術研究セミナー
「なぜ人びとは社会運動に参加しないのか?」
~米国・スウェーデン・オーストラリアとの比較から考える~
日本では社会運動というと「怖い」「危険」といったイメージが先行しがちです。しかし、民主主義が保障されている多くの国では、市民のアクションとしての社会運動は、社会を良くするツールとして重要な位置を占めています。いっぽう日本でも、1960年代の学生運動や1970年代以降の環境保護運動をはじめとして、人びとによる社会運動が大きく社会を動かしてきた歴史がありました。
にもかかわらず現在の日本では、社会運動はどちらかというと否定的なイメージで語られがちです。しかし市民の自主的なアクションである社会運動は、民主主義を推進していく場として、依然として大きな意味を持っています。
そこで今回のセミナーでは、NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン創設者で、米国ピッツバーグ大学博士課程に所属する鎌田華乃子さんより、現在進めている「日本の社会運動に親しみのない文化をどう乗り越えるか、また社会運動参加についての国際比較研究」について、最新の知見をご報告いただきます。
さらにはパネリストとして、社会運動や市民社会研究をなさっている富永京子さん、両角達平さん、西山渓さんの3名をお招きし、スウェーデン、オーストラリアなどの海外との国際比較を通して、今後日本で市民社会を豊かにしていく上での社会運動のありかたや、またNPOやソーシャルイノベーションの関係性などについて考察していきます。
1)日時
2023年 6月18日(日)13:30~16:40(開場 13時)2)会場
立命館大学大阪いばらきキャンパス フューチャープラザ2階 ラーニングスタジオ
〒567-8570 大阪府茨木市岩倉町2-150
【アクセスマップ】https://www.ritsumei.ac.jp/futureplaza/access/
*JR「茨木駅」徒歩約5分/阪急「南茨木駅」徒歩約10分
3)内容/出演者
①基調報告
・鎌田 華乃子さん(米国ピッツバーグ大学社会学部博士課程 / 特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン理事・共同創設者)
②コメンター
・富永 京子さん(立命館大学 産業社会学部現代社会学科 准教授)
・両角 達平さん(日本福祉大学 社会福祉学部社会福祉学科 講師)
・西山 渓さん(開智国際大学 教育学部 専任講師)
③パネルディスカッション
鎌田華乃子さん/富永京子さん /両角達平さん/西山渓さん
モデレーター 佐野淳也(神山まるごと高専 准教授/NPO学会理事・学術研究委員会)
4)プログラム(予定)
13:00 開場/受付
13:30 開始・あいさつ/趣旨説明
13:45 基調講演「なぜ人びとは社会運動に参加しないのか?」鎌田華乃子さん
14:25 各パネリストからのコメント(富永京子さん、両角達平さん、西山渓さん)
15:05 休憩
15:15 パネルディスカッション「何が参加を促すのか?」
16:00 参加者グループワーク(感想シェア)
16:15 参加者からの質問・コメント
16:30 全体まとめ/学会案内/アンケート
16:40 終了
5)参加費
無料
6)参加方法/定員
①会場参加:80名
②オンライン参加(ZOOM Meeting):400名
③アーカイブ視聴:200名(セミナー終了後に期間限定の動画URLを送付)
*定員になり次第〆切
参加申込はこちらからどうぞ!