事務局に献本いただいた書籍のご紹介です。
書籍名:集落<復興> 中越地震と限界集落の物語
著者名:渥美公秀、関嘉寛、山口洋典 編著
発行日:2024年12月26日
出版社:大阪大学出版会
定価:2,750円(税込)
POINT:新潟県中越地震で被災した集落で20年間取り組まれてきた災害復旧・むらづくり活動を通じて、等身大の「復興」を描き出す。
内容:単線的な復興、整然としたまちづくりではなく、試行錯誤の中に日常の暮らしを取り戻し、つくりだした20年。2004年10月23日に発生した新潟県中越地震から20年、新潟県小千谷市塩谷集落で取り組んできた研究・実践・教育活動から、集落の<復興>を映し出す。災害復興は一人一人の住民の暮らしに根ざした長期的な取り組みであることを実証するとともに、被災を機に深刻な過疎高齢化に見舞われた集落が、古来の文化や伝統を大切にしつつ外部者を受け入れて、いきいきとした暮らしを立て直していく足跡を追う。