
書籍のご紹介です。
著書:まちづくりプロジェクトの教科書
著者:小地沢 将之
出版年月日:2020年5月28日
出版社:森北出版
ISBN: 978-4627553613
概要:
本書は、まちづくりに取り組む実践者に必要となる知見や技術を明快な記述と事例によって解説したものである。第1章では、まちづくりプロジェクトの定義や特徴が説明されている。第2章では、まちづくりの始め方として、目的・目標の設定方法やプロジェクトのタイプ等が示唆される。第3章と第4章は、地域課題にどう向き合い、いかに地域資源を取り入れるか、といったアプローチが展開される。第5~6章では、プロジェクトを円滑に進めるための企画書作成、そして、メンバーをどう集めるか、といった論点が説明される。第7章と8章では、実際のプロジェクトの展開方法、そしてプロジェクトの終わり方、について解説がなされている。最後に、第9章ではプロジェクトの実行組織の違いや特徴が、第10章では、市民協働によるまちづくりの手法や要件が述べられており、まちづくりを発展させるためのノウハウが展開されている。
https://www.morikita.co.jp/books/book/3431
「地域のためになることをしたいけれど、何から取り組めばいいのかわからない」―それぞれの地域の強みを生かし、まちづくりをうまく進めるためのノウハウがここに!
・テーマやゴールはどうやって設定するの?
・企画書には何を書くの?
・広報では何を使うの?
・事後評価はどうやるの?
・自治体との連携は?
ただ「まちづくり」といっても、地域によって強みや弱みはさまざまである。そのため、いろいろなことを調べてみても、「結局のところ自分たちの場合にはどうすればよいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。本書は、そんな皆さんの道しるべになります。まちづくりプロジェクトの始めかたから終わりかたまで、ポイントをわかりやすく解説しています。体系化された知識や方法を身につけ、個別の事情に応じた計画が立てられるようになります。さらに、近年盛んに取り組まれている、市民やNPO、自治体などが連携した協働によるまちづくりについても解説しています。まちづくりに取り組む市民や自治会、NPOなどの方々だけでなく、活動の支援や市民協働に取り組む自治体の方々にもおすすめです。さまざまな活動・支援に取り組んできた著者だからこそ伝えられるノウハウが詰まった、これまでにない一冊。
目次:
第1章 まちづくりプロジェクトとはどんなものか
第2章 まちづくりプロジェクトの始めかた
第3章 地域課題に向き合う
第4章 地域資源を取り入れる
第5章 企画書をつくる
第6章 仲間を集める
第7章 プロジェクトの実践
第8章 プロジェクトの終わりかた
第9章 まちづくりプロジェクトの実行組織
第10章 市民協働によるまちづくりプロジェクト
文責:小田切康彦(徳島大学)