学術研究委員会企画ウェビナー「国際学会ISTRに応募しよう!」を開催

筑波大学 松島みどり

学術研究委員会では、2023年10月1日『第5回ウェビナー 国際学会ISTRに応募しよう!』(13時~14時30分)を開催しました。これは、「国際学会に興味はあるが申込みが不安」、「学会発表の申込時に必要となるアブストラクトってどうやって書いたら良いの?」、「そもそもどうやって申し込むの?」といった疑問を持つ方や、「ISTRを含む国際学会へのそもそも参加のメリットは?」といった疑問に思っても、誰に聞いて良いものか分からないといった方もいらっしゃるのではないか、そして、日本のNPO研究をもっともっと国際的に発信していただきたいという想いから企画したものでした。メインの講師として東北大学岡田彩准教授(来年度ISTR大会Co-chair)、そして、アドバイザーとしてISTRやARNOVAでの経験豊富な日本NPO学会員の皆様3名をお迎えし開催し、参加者8名と委員会(事務局)3名での開催となりました。

岡田彩先生からは、「ISTRとは?国際学会とは?」というお話から、具体的な抄録(アブストラクト)の書き方をご講義いただき、アドバイザー3名から様々な実務的なコツなども教えていただきました。その後、参加者のみなさんからの質問、個別相談を実施し終了となりました。参加者の皆さんからは、

「NPO関連の国際学会の状況がよくわかっていないという状況でしたので、大変勉強になりました。今後積極的にチャレンジしていきたいと思います。」(若手研究者A先生)

「経験豊富な先生方からの示唆に富むアドバイス、大変参考になりました。研究活動のアウトプットを海外でも行う機会を得られるよう精進したいと思います。」(若手研究者B先生)

といったフィードバックもありました。なお、企画側ではありますが、岡田彩先生をはじめとした経験者の先生方のお話は、皆様の国際学会参加のインセンティブ向上と具体的なコツ獲得の機会となったのではないかと感じました。

国際学会は、「研究成果を届けられる」「オーディエンスが、何百倍にも」「ネットワークが広がる・研究仲間が増える」「海外の著名な研究者に直接会える・話せる」といった様々なメリットがあります。今回ご参加くださった皆様をはじめ、日本NPO学会学会員の皆様には、積極的にご参加いただきたいと思います。