Ⅰ. 研究大会の開催
- 第3回研究大会を2001年3月に京都市内で開催する。新川達郎理事を中心に大会運営委員会を組織する。
Ⅱ. 機関誌等の編集・発行
1.ニューズレター
2000年度内に4回発行し、全会員に郵送配布する。
2.研究年報
第2回研究大会の報告論文およびシンポジウムならびに公募論文の中から選定して、研究年報『NPO研究の課題と展望2001』(仮題)を編集して、刊行するとともに、全会員に配布する。
3.オンライン・ジャーナルの発行
編集委員会において、オンライン・ジャーナルの投稿規程を作成・公表し、論文を募集する。ネットワーク上での投稿、査読、編集などの学術雑誌編集プロセスを経て、創刊号を2001年3月をめどに刊行する。
Ⅲ. 「NPOの教育・研究ネットワーク形成事業」(笹川平和財団助成申請中)の実施
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- 1.NPO・NGOに関する研究・教育機関調査
大学等高等教育機関を中心に、現在日本で行われているNPO・NGOあるいはボランティアに関する研究・教育の実態(講座、スタッフ、アプローチ等)を調査し、ディレクトリの形でとりまとめる。アンケート調査による。教育・研究ネットワーク構築のための基礎データを収集するのが目的である。 - 2.ネットワーク型NPO教育講座の検討
NPO専門家の所属機関が分散する現状を前提として、体系的なNPO教育を実施するため、複数の大学等研究機関をネットワークで結んだネットワーク型のNPO講座のフィージビリティについて検討する。 - 3.NPO教育教材の開発
大学学部レベルまたは大学院修士課程レベルの標準的なNPO教育コースのテキストを、日本のNPOの現状、受講者のバックグラウンドを考慮しつつ作成する。NPOに関する海外文献の翻訳または(および)初中級レベルのテキストを試作する。研究会を設置して作業をすすめる。また、これに関連してNPO教育に実績を持つ海外の研究者、専門家を招聘する。 - 4.合宿セミナーの開催
2000年9月初旬に、NPOに関する特定のテーマを定めて、合宿セミナーを開催する。また成果を報告書として取りまとめ、公刊する。 - 5.国際シンポジウムの開催
2001年3月の第3回研究大会の一環として、海外ゲストを招聘して国際公開シンポジウムを開催する。
- 1.NPO・NGOに関する研究・教育機関調査
Ⅳ. 広報、会員基盤の拡大および国際研究ネットワークとの交流・連携
- ・学会の公式ホームページの内容の一層の充実を図る。英文ホームページの拡充を図る。
- ・入会案内リーフレットなどを作成し、会員基盤の拡大を図る。
- ・NPOに関する国際的な学会および主要国の国内研究ネットワークとの交流・連携を図る。