Ⅰ. 年次研究大会の開催

• 第6回年次研究大会を、2004年3月19-21日の3日間にわたり、横浜市開講記念会館において開催した。

Ⅱ. 機関誌等の編集・発行

1．ニューズレター

2003年度中に4回発行し、会員に送付するとともに、各地のNPOセンター、図書館等に配布した。第5巻第1号（2003年05月発行）、第5巻第2号（2003年08月発行）、第5巻第3号（2003年12月発行）、第5巻第4号（2004年03月発行）

2．『ノンプロフィット・レビュー（The Nonprofit Review）』

2003年度中に2回発行し、全会員に郵送した。第3巻第1号（2003年06月号）、第3巻第2号（2003年12月号）（編集中）。インターネットを用いてオンラインで投稿を受け付けるとともに、発行済みの機関誌を、オンラインジャーナルとして公開した。

Ⅲ. 「NPO教育・研究推進モデル事業」の実施

• 笹川平和財団からの助成金を得て、「NPO教育・研究推進モデル事業」を実施し、2年目の2003年度においては、以下を実施した。
  
  • 1．実験的NPO大学院コースの開設
  • 2．カリキュラム・教材の開発
  • 3．NPO関係文献・統計・教材等の収集と提供
  • 4．国際研究交流
  • 5．成果公表・評価
  2003年8月に夏季信州合宿セミナーを長野県木島平村において開催した。また、日本NPO学会第6回年次大会において、公開国際シンポジウム「グローバリゼーションと市民社会」を開催したほか、「NPO教育の実践課題」というパネル・セッションを設け、本事業の成果を踏まえて、NPO研究・教育のあり方について、報告するとともに、フィードバックを得た。

Ⅳ. 日本NPO学会賞の募集および選考

• 林雄二郎前会長の寄付により創設された「日本NPO学会賞」の募集および選考委員会（今田忠委員長）による選考会議を開催し、第1回林雄二郎賞1点、奨励賞3点、審査委員会特別賞1点、および第2回林雄二郎賞1点、奨励賞3点を選定し、第6回大会総会において受賞者を表彰した。

Ⅴ. 広報および会員基盤の拡大

• ・学会の公式ホームページの内容充実を図るとともに、情報の更新を随時行った。
• ・入会案内リーフレット、ニューズレターを、主要大学、図書館など各方面に配布した。
• ・報道機関の取材に随時対応した。
• ・個人会員数は漸増しており、2003年末には1300人を上回っている。