2014年度 事業報告/ 2014年3月14‐15日 理事会・総会

Ⅰ. 年次研究大会およびセミナーの開催

  • ・第17回年次大会を、2015年3月14日から15日の2日間にわたり、武蔵大学江古田キャンパス(東京都練馬区)において、澤山利広会員(武蔵大学)を大会運営委員長として開催した。
  • ・東京月例研究会「市民社会研究フォーラム」をキャンパスイノベーションセンター(JR 田町駅前)にて開催した(年間8回、原則第2土曜日、1回当りゲストスピーカー2名)。【別添参考資料参照】
  • ・大阪月例研究会「NPO研究フォーラム」を大阪大学NPO研究情報センターと共催で開催した(年間8回、原則第3日曜日、1回当りゲストスピーカー2名)。【別添参考資料参照】

Ⅱ. 機関誌等の編集・発行

1.ニューズレター

2014年度中に4回発行し、会員に送付するとともに、各地のNPOセンター、図書館等に配布した。第16巻第1号(2014年06月)、第16巻第2号(2014年09月)、第16巻第3号(2014年12月)、第16巻第4号(2015年02月)

2.『ノンプロフィット・レビュー(The Nonprofit Review)』

2014年度中に、第13巻1-2合併号を発行し、会員に配布した。発行済みの機関誌を、オンラインジャーナルとして公開した。

3.ディスカッションペーパーシリーズの発行

学会HP上でディスカッションペーパーシリーズを継続して発行した。

Ⅲ. 日本NPO学会賞の選考および選考

林雄二郎前会長の寄付により創設された「日本NPO学会賞」(第13回)の候補作品を公募し、選考委員会(田中敬文委員長)による審査を経て、林雄二郎賞1点、優秀賞3点の受賞作品を選定し、第17回年次大会において受賞者を表彰した。

Ⅳ. 広報、会員基盤の拡大、国際研究交流ほか

  • ・学会の公式ホームページの内容充実を図るとともに、情報の更新を随時行った。
  • ・大会案内、ポスター、ニューズレター等を、全国のNPOセンター、主要大学、図書館、隣接学会会員などに配布した。
  • ・ISTR、ARNOVA等の国際学会に本学会会員が多数参加し、研究報告を行うなど研究交流を行った。
  • ・ISTR 第9回アジア太平洋地区大会(2015年8月27日(木)~28日(金)、日本大学水道橋キャンパス)の開催にあたって、報告募集の広報などの面で協力した。

Ⅴ. 震災特別プロジェクト

・「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」により、日本NPOセンターとの連携事業として「東日本大震災における民間支援の軌跡と動向調査」を実施した(4年計画の3年目)。

1.2014年度(3年目)事業の概要
  • 本プロジェクト前半のヒト、カネ、モノ、情報の流れの把握については、それぞれ取りまとめを行い、順次成果を公表した。具体的には、以下のとおり。
  • ・義援金、活動支援金、奨学金など、震災以降の災害寄付について、募金団体等が公表している数値をまとめた『東日本大震災関連災害寄付一覧』を作成し、公表した。
  • ・2013年12月に実施した「震災からの生活復興と民間支援に関する意識調査」について報告書をとりまとめるとともに、得られたデータを用いた分析を行った。
  • ・労働政策研究・研修機構が2014年7月に実施した「NPO法人の活動と働き方に関する調査」に、調査設計、分析面で協力するとともに、得られたデータを用いて、NPO法人の東日本大震災に関わる支援事業の実施状況や参加スタッフの活動状況について、予備的な分析を行った。
2.研究会等の開催
  • 1) 震災特別フォーラムの開催
    震災特別プロジェクトの研究成果の一般公開を兼ねたフォーラムを2回開催した。【別添参考資料参照】
  • ・第7回フォーラム:2014年8月31日に、米国および台湾からゲストを招聘して、国際シンポジウムを、日本財団ビル会議室(東京都港区)において開催した。
  • ・第8回フォーラム:2015年3月14日~15日に開催された第17回日本NPO学会年次大会(武蔵大学江古田キャンパス)の中で、90分セッションを3セッション組み込むかたちで開催した。
  • 2) 月例研究会の開催
    ・専門家からのヒアリングを兼ねた月例研究会(市民社会研究フォーラム)および幹事会を、東京都内にて開催した
  • ・専門家からのヒアリングを兼ねた月例研究会(市民社会研究フォーラム)および幹事会を、大阪府内にて開催した。
3.研究成果のとりまとめ、公表
  • ・様々な分野の学会等で、本プロジェクトの成果について研究報告を行った。
  • ・ディスカッション・ペーパーを5編作成し、WEB上で公表した。
  • ・上記のほか、各分野の学術誌などで研究成果を公表した。
4.プロジェクトの広報など
  • ・日本NPO学会のニューズレター、ML、ホームページにより広報を行った。
  • ・プロジェクト・ホームページの内容を拡充し、フォーラム、研究会の紹介などを行った。
  • ・データ・アーカイブの更新・充実を行い、震災関係の主要なデータを整理・公開するとともに、自治体の震災関連公開資料等を整理してリンク集を作成した。
  • ・学術論文、著書、学会報告などプロジェクトの成果を整理して公開した。
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